
私のブログにもよく登場するランニング用語「LSD」ランニングを始めたばかりの人からすると「いちいち英語にするなよ〜わかりづらいだろ〜。」と思うはず。そう、私もそうだった。実はこのLSDメニューはサブ4を達成するには超重要メニュー。LSDなしでサブ4達成ならず!とも言えるくらい。言いすぎた?なので、今回はLSDについて解説していきましょう!
LSDとは?
「Long Slow Distance」の頭文字を略したもので直訳すると「長い・ゆっくり・距離」となります。もちろんこれでは意味不明なので「長い距離をゆっくり走る」という意味で知られています。
LSDの効果と狙い
「ゆっくり走っても意味ないんじゃないの?疲れないし」そう思うかもしれませんが、そこがポイント。そもそもこのトレーニングの狙いは「持久力の向上」。私の他の記事にもある「長く走れる筋肉」を養う事にあるのです。ゆっくり走る事でスタミナの減少は抑えられる一方、着地時、足と地面の設置時間が長くなる事により「ゆっくりの割に足が非常に疲れてくる。」そんな効果もあります。
LSDの走り方
ほうほう。何かLSD良さそうやん。そう思ってきましたよね?では具体的なトレーニング方法です。よく言われているのが・・
最低でも60分以上(出来れば90分)を心拍数120〜130で走り続ける。
とあります。はい、でた心拍数。分からないし。そんな人は是非、ランニングウォッチを購入してくださいね。ランニングトレーニングが捗るので・・
ランニングウォッチを所持していない人ように説明するなら・・
を意識してもらえればOK!1キロ8分?もはや早歩きやん。と感じるかもしれませんが、これがポイントです。ゆっくり、じっくり、しっかり、長い距離を走り続けるのです。
LSDの楽しみ方
タイムトライアルなどに比べると、心拍数の上昇も少ない事から、どちらかと言えば「楽」なメニューでしょう。早朝、好きな音楽を聴きながらLSDトレーニングを実行してみてください。普段、慣れ親しんだ街の中に新しい発見と驚きがあるはず!私もこれでマニアックな「銭湯」をかなり見つけたんです。もはやトレーニングという名の町歩き。
LSDの注意点
「フォームが崩れる・小さくなる」とよく言われています。それもそのはず、だってゆっくり走るんですから。当然LSDトレーニング中は自分のフォームをしっかりチェックすべきでしょう。私はフォームの崩れを防止する為に、LSDトレーニング後はウィンドスプリント走を数本入れていましたよ!
LSDを制するものはサブ4を制する!
私はそう考えています!月間走行距離の記事も書きましたが、仮に6km走を毎日続けたとしますよね?月間走行距離は180km弱。一見よく走ってるのですが、多分サブ4は達成出来ないのでは?と思うのです。なぜなら長時間体を動かす筋肉がつかないからですね。LSDを60分からスタートし徐々に時間を引き上げてください。私は最終180分まで引き上げました。ペースはゆっくりとは言え、3時間動き続けられる体の出来上がりです!スピード練習とこのLSDのバランスをしっかりとる事で、サブ4達成に近くはずですよ!