
皆さん隠れ疲労に悩まされていませんか?
僕は「足底筋膜炎」や「ランニングニー」の原因の一つが「隠れ疲労」だと考えています。
目次〜Contents〜
隠れ疲労とは?
強度の高い練習をした翌日、筋肉痛になる事はありますよね?
筋肉痛になると「ハムストリングが痛いな・・今日は無理せず休養しよう。」と冷静に判断が出来ます。一方で隠れ疲労は非常にやっかい。これといって痛みもなく、いつも通りの体調。トレーニング後、就寝し起床すると激痛が・・。皆さんもこの様な経験ありませんか??
体の中に貯蓄される見えない疲労が隠れ疲労です。
隠れ疲労の見分け方!
1 まずいつも通りにランニングスタート。
私は特にLSDペースが見分けやすく感じました。1キロ6分30秒〜7分ペースでランニング。
通常なら余裕ですよね?1時間は軽く走れるペースでしょう。
2 1kmも走らない内に違和感発生!
500mも走った頃から「足首が重い」んです。痛いのではなく、重い・・「靴紐締めすぎたかな?」足首より下がランニングシューズで圧迫される感覚です。靴紐をゆるめてみても一向に改善されず。
3 足首より下が重い場合は練習中断を!
この様な症状になった場合は練習中断を!走り始めるまでは「いつもと同じ」、しかし走り始めるや否や「足首より下が重い」こうなった時は隠れ疲労が溜まっているサインだと思います。
「脚が重い」とはちょっと違う!
ランニングについて調べてみると、様々なサイトで「脚を重くする」というキーワードを目にするかと思います。
「脚を重くする」は適度な疲労感とスタミナがついている状態だと認識しています。脚を重くする事で、序盤からオーバーペースになるのを抑えられるとも言われています。通常であれば、5kmも走るとこの「重さ」はスッと消えていくはず。ただこの表現は言葉で伝えるのが非常に難しいんです。
是非皆さまが日々トレーニングする中で、この「脚を重くする」感覚を養って頂きたいですね。
一方で「足下が重い」この感覚も同様です。「脚」と「足」、非常に細かな違いですが、隠れ疲労の場合は「足」のみが重く熱を帯びる感覚です。この状態は走り続けてもましにはなりません。むしろ、無理に走ろうとする事から怪我を誘発するのでは?と考えています。
今日のまとめ
マラソントレーニングでは心拍数やスピードの様に「数」で把握出来る事と、疲労など「数」では把握出来ない事、この2つが存在しています。
これからのトレーニングにあたり「体の重さ」には是非敏感に察知してくださいね。
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